ヘナトリートメント

ヨーロッパも毎年数ヶ月滞在するインドも日本とは違い硬水で、カルキが強いせいかここ数年で髪色が徐々に明るくなり、最近はそのスピードが加速している。

そしてその脱色(退色?)されたような暗めの茶色の髪は私の濃い肌色に似合わず、なんとなく垢抜けないのが気になっていた。アジア人が髪を金髪にブリーチしたり明るい茶色にヘアダイする場合、その人自体がすごく洗練されていないと、なんとなく90年代後半というか時代遅れにヤンキーに見えてしまう(個人的な意見ですが)。

2014年はバリで過ごす期間が長かったので、ウブドの美容室でヘナをするのに凝っていたのだけれど、白髪が赤く(オレンジに?)染まるのに少し抵抗があり黒く染まるヘナ(要するに少しジアミンが含まれていてヘナ100%ではない)しかしたことがなかった。なのでこれまでヘナ後の自分の髪に感動したことや、トリートメント中の気持ち良さを知ることもなかった。

最近オーガニックスーパーで天然100%のヘナパウダーを売っているのを発見して試してみたら髪にツヤがでて後頭部にあるゆるいクセがなくなっていて驚いた。私は額の上の生え際に白髪が集中していてその部分は濃いオレンジに染まったけれど、それ以外の黒い髪は特に色は入らず(日光にあたると赤っぽくみえる)心配していたような髪色にはならなかった。

まず、ヘナを60度くらいのお湯で溶いて粘りのあるペースト状にして1時間ほど寝かせる。その間にヘアオイルで頭皮をゆっくりとマッサージし、毛先にもオイルを伸していく(ヘナは頭皮や髪の油分を取るのでオイルを足しておくくらいがちょうど良い。私はヘナ前夜にたっぷりのオイルでマッサージし頭皮にしっかり吸収させてからヘナをする)。

マハさんのサイトからインド人女性のヘナの塗り方を参考にして頭皮にしっかりとヘナを塗り込む。塗り終わった後は、ヘナが乾燥しないように頭にラップを巻いて2時間から3時間ほど放置するのだけれど、その放置時間が本当に癒しの時間になる。100%のヘナを使うまでヘナがこんなに気持ちの良いものだなんて全然知らなかった

これまで検索した中で一番ヘナについて詳しく説明されている件のマハさんのサイトを何時間も夢中になって読みヘナについて勉強したのだけれど、最初にヘナをした日から間を空けずにもう1度ヘナをするとさらに色が深く入るということだったので次の日にももう一度重ねるようにヘナをすると、1度目より色味に深みが出て赤ワインのような色に。参考にしたマハさんのサイトに「一般的なケミカルシャンプー(合成シャンプー)で髪を洗っていると毎日洗わないと頭皮がベタついて臭くなる」と書いてあるのだれど本当にその通りだと思う。もう何年も前から髪を洗うのはせいぜい1週間に1度程度で、シカカイやオーロヴィル産のハーブシャンプーで洗い、頭皮にアーユルヴェーダのヘアオイル(セサミオイルベース)を毎日少しずつ足してくだけでベタつきもせず臭くもならない。私は合成シャンプーはずっと使っていないし、今の髪はカラーもパーマもしていないので初ヘナでも軋んだりパサついたりしなかったけれど、最初のヘナでの反応はその人のそれまでのヘアケアによって全く違うらしい。

あまりの髪と頭皮にコンディションの良さに今は週に1度のペースで白髪染めとシャンプーとトリートメントを兼ねてヘナをしている(ヘナ100%はヘナをする前にも流す時にもシャンプー要らず)。髪色はどんどん深くなり、1度目のヘナからすでにゆるいクセがなくなっていたのだけれど、今ではこれまでの髪のパサつきが信じられない程まとまりやすくツヤのある髪になってきた。

今まで”なんとなく面倒かも”とか”洗面台やバスタブの掃除が”とか思って億劫がっていたのだけれど、参考にしたインド人女性のYou Tubeを見てからは床も洗面台も汚さずさらっとヘナを塗れるように上達した。ヘナをして放置する時間の全身が緩む気持ち良さやヘナをした後の髪を思うだけでヘナがしたくてしょうがないので、もはや白髪を染めるのが目的ではなく全く面倒にも感じない。

私はRadhe Shyamというスペインのブランドのものを使っていてすごく満足しているけど、次会日本に帰ったら今回参考にさせてもらったマハさんの石臼挽きヘナをまとめ買いしてこようと思う。

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