デリーからリシケシ

アブダビで乗り換えた飛行機はオンタイムでデリーに到着したものの、並んでいたe-visaカウンターのラインがなかなか進まずホテルにチェックインしたのは予定よりも遅く、16時近くになっていた。

e-visaの顔写真と10本全ての指の指紋をとるプロセスにとにかく時間がかかっていた。それにしても税関係員というのは、パスポートをチェックしながら他のことに気を取られたり明後日の方向を眺めてもたもたしなければいけないというルールでもあるのだろうか。

デリーを翌朝早朝にタクシーで出発し6時間後にリシケシに到着。ディワリから5日ほど続いていた連休最終日の日曜日ということもあってハリドワールの手前のロルキから道が異様に混んでいてハイバンクからラクシュマンジュラまで歩いて10分の距離が渋滞で1時間近くかかってしまう。

タポヴァンの定宿に荷物を置いて軽くシャワーを浴びた後、古い友人であるみちこちゃんが経営するレストラン“おかえり”で巻き寿司をいただく。同じ年なのに相変わらず小学高学年くらいにしか見えないイノセントな美しさのみっちゃんが作る優しい味のお料理をいただいて移動の疲れが癒された。おかえりの閉店後みっちゃんとラクシュマンジュラを散歩しストールを買ったりお茶をして、最終的にTattvで夕食を食べる。

いつも宿泊している、3階の眺めと風通しの良いテラスがある部屋は生憎埋まっており、私が入れるのは3日後になるということ。その3日間はキッチンとバスルームに小さい窓があるだけの日当たりの悪い寂しげな部屋で過ごすことに。去年、一昨年連続でお隣さんだったダグラスさんが暗い部屋で過ごしている私を心配して(?)フルーツを差し入れてくれた。

「I feel I’m in a prison」と苦笑いするとダグラスも「I Know・・」と渋く笑っていた。25日の朝に隣(3F)が出るからそれまでの辛抱だと励ましてくれた。同じ一階の隣の部屋にはもう少し大きな窓があって暗いけれどここよりはましで、その部屋には去年ルイスと2泊したことがあったけれど、この本格的に暗い間に合わせのような部屋は初めて。常連の長期滞在者が宿に預けた荷物を収納している巨大なアルミの行李がどーんと置いてあるのでヨガマットがやっと1枚敷けるくらいのスペースしかなく練習もままならない。こんなに暗くて狭い部屋にいるのに、夜中に目が冴えてラース・フォン・トリアーのメランコリアを観てしまい余計気分が暗くなる。翌朝はガンガーに足を浸け、大きな岩の上で少し瞑想をして気を取り直す。

今まで代表的な南インド料理であるところのドーサが食べたくなったら、ラムジュラの“マドラスカフェ”まで行っていたのだけれど、なぜかドーサを食べたくなるのは夜なので、夕食にラムジュラまで出ると帰りのリクシャがつかまらなかったり歩いて帰るにも道が暗いのが億劫でなかなか出かけられなかった。ラクシュマンジュラのタポヴァンリゾート沿いの坂道を下ったあたりにドーサが食べられるローカルレストラン(西洋人の長期旅行者っぽい人達がいつも入っているので美味しいのだと思う)があるので入ってみた。この窓や入口ドアのない半露天のようなレストランの前を10年以上歩いていたけれど入ったのは初めて。パニールマサラドーサを注文する。ローカル向けの辛めのサンバルとこってりしたココナッツチャツネが付いて(どちらも美味しかった)80ルピーという安さ。値段はマドラスカフェやチョティワラの半分(多分向こうは200ルピーくらいしたと思う)以下なのに味もサービスも遜色なし。大好きなDum Alooがメニューにあったので近々試してみよう。

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