新しい年の始まりに想う

元旦の瞑想を、私がまだ日本にいてスタジオをやっていた頃から今に至るまで、日本から離れたインドやスペインにいた私との物理的な距離を物ともせず、大っぴらにではなく目立たないように私の心をそっと支えてくれている大切な人達に捧げた。

自分に正直でいることの大切さと難しさについて。正直でいるというのは心にある本心をずばずばと口に出し人を嫌な気分にさせたり、正しさを武器にシャープなナイフのように誰かを傷つけることでは勿論なく、誠実さの対象はまず自分自身ということを理解し、自分の心に嘘をつかず、心の奥にある感情に繊細になり、思考や行動と同じく発言にも意識を持つことが練習になると思う。

厳選された心からの発言というのは大量生産された、どこかで聞いたような言葉の繰り返しにはならず、発言する人の個性や知性が美しく言葉とともに表面に現れるので、ただ話をするだけで綺麗な湧き水を飲んだような、浄化されたような清々しさを感じるだけでなく生活や取り組んでいることへの活力にさえなることがある。

口数が異様に多い人が信用できないというか、なんとなくうさんくさく感じるのは「とりあえず喋ってなんぼ」のラテン国に長く住んでいるからかもしれないけれど、物事の表面的なことだけを喋り続ける会話や、自分の恵まれない(あるいは恵まれた?)環境や出来事についての、だらだらと要点のないまま続く会話というの本当にびっくりするくらい頭に入ってこない。頭にあることや心で思っていることを整理したり言葉を選んだりせず、ただ垂れ流すのは自己中心的な行いで、それは誰かの貴重な時間を奪うこともある。世の中は理不尽なことやおかしなことで溢れているし、一見普通に見えるけれどとても変な人もいて時々ぎょっとしてしまうけれど、自分自身の思考の微細なところまよく観察し、常に今に意識を向け目の前にあるその瞬間を楽しむことができている時は、心からの笑顔で楽しそうにしている人達や一緒にいるだけで前向きになれる人達に囲まれていたりする。結局周りの世界がどうこうではなく自分の内側の世界、内界次第だという考えに落ち着く。

若い頃、同じ世代の人が勉強をしたり遊んだり人生や自由を謳歌している(ように見えた)頃、土日も関係なく激しく働いていて、その当時はとにかく必死だったし忙しいなりに人生を楽しんでいたのでその反動ではないと思うけれど、ある程度大人になった今、本当に興味のあるライフワークと呼んで差し支えないほどに情熱と時間を捧げられることだけに心を向けながら地味に暮らし、とにかく忙しくしすぎたり疲れすぎたりしないようにし、ストレスの原因になることは注意深く、でもきっぱりと拒否するようになった。

自分が本当には何を求めてどうなりたいのか見極めることは重要で(世間や媒体を通じて46時中マインドに入り込んでくる情報に左右されず)、それがサマディなのか、アサナチャンピオンなのか、金なのか、地位と名声なのか、ハリウッドデビューなのか、求めているものがそれがなんであれ目的にまっすぐ進むべきだ。少し前に観たコンサバティブなヒッピーというか、ヒッピー寄りのアーミッシュのような絵本作家のターシャさんのドキュメンタリーで、ターシャさんの「I mean,life is so short why not enjoy it,is it not?」という言葉を聞いてそう確信した。

今年もヨガの学びと身体的な練習を続け自分の小さな世界から喜びと平和を発信していきたい
明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします

Emma

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