朝のサダナと内観する意識

目が覚めてからの2度寝が気持ちいい季節だけれど、自然に目覚めた後再び寝てしまうと朝の時間が台無しになってしまうのでお腹を出してぐーぐー寝ているクマピーとボンちゃんを残してベッドを出る。

私は普段6時くらいに起きるので日本基準でいうと決して早起きではないし、もしかしたら遅いくらいかもしれないけれどヨーロッパでは相当早起きの部類になる。ベッドから出て階下に降り、お湯を沸かして白湯を作っている間に祭壇のお水を替え大好きなお香を焚きガネーシャ神に小さくプジャをする。マットを敷き白湯をゆっくり飲みながらストレッチをして身体の状態をチェックしたあと、50分程度の練習をしてシャヴァーサナ代わりに20分ほど瞑想をする。太陽礼拝が終わる頃になるとリビングの窓から見える山の向こうが少しずつ明るくなり、それをなんとなく横目で見ながら幸せな気分で深く呼吸する。

朝の練習、しかもまだ暗いうちに練習を始め呼吸を深めていくと次第に自分と宇宙エネルギーが繋がり、大きな存在に守られているような穏やかで落ち着いた気持ちになる。朝のサダナが習慣になっている時は、自分の内側に湧いてくる小さなエゴや自分勝手な思い込みが少しずつ浄化され、マットの上以外の日常生活においても意識がしっかりと自分の内側へと向き(内観した状態)安定した状態でいられる。五感を通してもたらされる刺激によって私たちの意識は良い意味でも悪い意味でも外へ外へと向かっていく。その流れに飲み込まれると様々な媒体を通じで入ってくる確証のない情報や、世間の常識(世間って一体誰でどこにいるの?)に惑わされマインドは徐々に忙しく動き出し、本質的な部分の安定感が失われていく。

意識が内側に向いているというのは言い換えれば、意識が過去や少し先の未来ではなく今この瞬間と共にあること。その静かな意識の状態は快適に呼吸できて健康であること、大切な人達がいること、そういった全てに感謝の気持ちが湧いてくる。

私の場合はヨガサダナだけれど自分自身とつながるためのツールは何でもよくて、そういった何かしらの修練を通じて今に意識を向けることができれば、他人からの評価や自分がどう思われているか(あるいは何を言われているか)を異様に気にしたり、自分の価値観を他人に押し付けたり相手によって態度が変わるようなことがなくなる。私たちが自分のやり方で物事を選択し人生を送っているように、他者もまたその人なりの方法で人生を生きているのだ。私たちはどんな人のこともコントロールできないし自分の望むように変えることはできない。それぞれの違いを受け入れ共存することが内側と外側の平和への第一歩なのだと思う。

Shanti shanti


コルドバの友人が遊びに来てくれたので久しぶりにBalcón de Europaへ。

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