往年のロックスター

土曜日はフリヒリアナへ。しばらく前にマラガとアルメリア方面に伸びる高速道路へ降りるGlorieta(ラウンドアバウト)に往年のロックスター、といった風貌の割と年配の人たちの大きなポスターが貼られていた。

そのバンドの名前はMedina Azahara。Medina Azahara(メディナアサーラ)といえばコルドバの有名なイスラム宮殿都市の遺跡。西暦1000年頃に世界で最も繁栄していた街だったらしい(世界で最も?スペイン語のサイトをちらっと読んだだけなのでちょっと確かじゃないけど・・)。そのコルドバの遺跡をずばりバンド名に60年代後半に結成されたロックバンド。もちろんコルドバ出身でスペインだけでなく南米でも有名だったそう。

90年代に青春時代を過ごしたルイスくん。よっぽど懐かしかったのかめずらしく何日も前から「行きたい」と繰り返し言うので付き合うことに。開始はなんと23時から。まだまだ明るい21時過ぎに家を出て、まずは汚れていた車を洗車してからフリヒリアナへ。日曜マーケットや各種イベントがあると使われるPlaza(広場)にサーカスのようなテントを張った特設ライブ会場を確認してから、夕食を食べようと街の方に上がって行ったのだけれどどこもかしこも閉まって閑散としていた(写真上、人っ子一人いない・・)。

フェリア(お祭り)だと聞いていたので、9月のTres Culutura(去年ナオちゃんとジェレミーくんと行った)のような規模を想像していたので拍子抜けすること甚だしかった。特設テント内で食べられるものには全ていちいち生ハムが乗っていたり豚肉やら鶏肉やらが入っていて私たちに食べられるものは揚げた芋くらいだった。揚げた芋を渋い気分でかじりながら、合流する友人たちを待つ。誘ったのはもちろんファブリツィオとベアトリス。彼らにフリヒリアナの前にうちで夕食を食べないかと誘われていたのだけれど、行きたいレストラン(思いきり閉まっていました)があったので現地で集合にしていた。残念

ライブが始まる前になると人がどんどん集まってきて往年のスパニッシュロックスター達の不滅の(?)人気のほどを示していました。オリジナルメンバーはギターとボーカルの2人だけだそうで、キーボード、ドラムス、ベースの3人は比較的若く(特にドラムスは)、40年も続けているとそりゃ色々ありますよね、そう思った。

ロックン・ロールには全く詳しくないけれど、バンドのレヴェルがすごく高いのはすぐに解った(特にギターの人が)。ただやっぱりロックは英語に合うようにできているのかボーカルが始まるともうフラメンコにしか聞こえない(ベアトリスもイタリアのロックもひどいと言っていた)。たとえロックでも日本語はこんなに変な感じがしないのは私が日本人だから? ちなみにドイツのロックバンドのライブにも行ったことがあるのだけれど、ドイツ語もロックサウンドに合っていたと思う(少なくともスペイン語よりは断然) ところが40年近く続けているベテラン中のベテランだけあってしばらくすると最初に感じた違和感はどこかに行き、ベアトリスとのりのりで頭を振りまくっていた。レゲエボーイのファブリツィオはびみょうにレゲエっぽく揺れながら、びみょうなこわばった笑顔だったけれど・・。「1曲も知っている曲がないのになんでそんなにノレるの?」とファブリツィオに不思議がられた私とベアトリス。ライブが終わった後はなんだかちょっと彼らのファンになっていたくらい。プロってすごいなぁ、と心から思った。

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