謙虚さと傲慢さ


今朝犬の散歩でマロまで行った帰り、Lidl(ドイツ系スーパーマーケット)にパンを買いに寄ると(割と美味しいんです)、入り口に設けられたヴァレンタインコーナーの小さな花束を買う起き抜けっぽいおじさん達が沢山いました。

私達の生きている現代社会はソーシャルメディアなどを通じて面識のない人たちが絶え間なく自己表現していたり、インターネットによって必要な情報を仕入れやすい時代になりました。そして同時に、自分では行動に起こす勇気やスキルがないのに、他人の行いや表現を非常に偏った主観で批判する人が沢山存在します。こういった自分自身を棚にあげた思考や行動は人の心を傲慢さで満たすでしょう。

傲慢さの対極にある「謙虚さ」を手に入れる第一歩は、世の中には自分にできないことができる人が本当に沢山いること、上には上がいることを知ることではないでしょうか。

私は文章を読んだり書いたりすることが好きで、それを仕事にしているわけではありませんが、先日ある会社のwebライター試験に挑戦してみました。表現力についての項目はパスできたのですが、指定された商品をSEOやコンテンツマーケティングを意識してPRするための記事作成は非常に困難でした。

ライターになるための訓練も受けたことはないですし、広告やマーケティングについて学んだこともありませんから当然といえば当然なんですが、これまでインターネット上で数多見かけるそういった記事を読み、自分にも書けるだろう(なんなら自分の方がうまいだろう)と思っていました(図々しいですね!)。

実際に行動に移してみると、自分にはまったく興味も知識もない商品を消費者を意識して文章を作る大変さ、プロの凄さを実感しました。どのような職業、あるいは表現でも人からお金を頂くレベルに達するためには熱意と勇気を持って、継続的な努力を日々積み重ねることが不可欠だと思います。

私の職業はヨガを教えることなのですが、こちらは特別な訓練を受け15年のキャリアのなかで継続し学び続けてきたことです。クラスでは参加してくださった人にとって意味のある時間になるよう自分にできる最大限の努力をしていますが、私よりも知識が豊富で素晴らしい先生はいくらでもいらっしゃいますし、私よりも柔軟で身体能力の高い人なんてヨガの先生以外でもそれこそごまんといるでしょう。同じことを職業にしている人達に、そして自分自身の職業に敬意を抱き、関わってくれるすべての人から学ぶ姿勢を持ち続けられれば、常に成長することが出来るでしょうし、謙虚な姿勢で最大限の努力を続けていれば結果は必ず現れるのではないかと思います。

他者が作り上げたものへの批判や中傷といった「傲慢さ」からはポジティブなものはなにも生まれないでしょう。

私が掃除や片付けや消費といった「暮らし」について、あるいは突然思い出したかのように書くヨガっぽい文章によって生活すること、そしてヨガの練習に対する誰かのモチベーションをほんの少しでも引き上げることができれば嬉しいです。

そして、すべての人に愛と敬意をもって接することを改めて意識するのにValentine’s Dayは最適かもしれませんね♡


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