ヨガへの想い

これは何もヨガに限ったことではないけれど、どんなことでも本質にたどり着くまでには熱意と忍耐、そして継続のための努力と工夫は欠かせないと思う。人によって飽きっぽく継続することが何より難しい場合もあれば、何もない場所から努力して形を作っていく過程で曖昧にしておきたかった自分の側面を見る作業がきついということもあるだろう。才能や成長といった自分の良い部分やポジティブな結果を発見する作業は楽しいけれど、飽きっぽさや甘えといった自分の弱さを真正面から見つめるのはうんと大変なものだ。

ヨガの練習を始めるとまず体が変わり、体に働きかける練習が何年か続いた後(人によって期間は違いますが)、あるタイミングで心の練習に入るきっかけが訪れるのだけれど、そのきっかけは面白いくらい皆それぞれだ。いずれにせよ、そのタイミングで精神的な学びに入り継続することで人はどんどん変化していく。

どんな風に練習をするかは人それぞれ違うけれど、簡単で楽な練習なんてない。フルタイムで働きながら朝の6時とか7時から朝ヨガのクラスに出ることも、1週間から10日間程度の休暇を取るのが世界で一番難しい日本において仕事を調整してインドまでヨガの勉強に行くことも全くもって楽なんかではない。でも自分の魂を成長させるため、なにか大きな力に突き動かされるように勇気と熱意を持ち進んでいく人というのはいて、それは時に先生であり生徒さんでありただ知り合った人であるのだけれど私は何度、彼らから前に進む勇気とひらめきをもらっただろう。

体を、ましてや心を変えていくためにはアビヤーサ(繰り返しの修練)といくつものヴルッティで構成された「心の動き」を観察しニーロダ(整頓)していかなければならない。日々ヨガの練習と学びを繰り返し、継続することで無知を取り除き真実の自己へと近づくことができる。

本物の先生というのは愛情深くとても厳しいものだ。なんというか「本気で厳しく教えてくれる先生の元にいる人はやはり成長が早い」ということを、昨今の蔓延するスピリチュアル業界(?の)耳に優しい「頑張らなくて良い、ありのままの自分を受け入れて」系のメッセージに違和感を覚えつつ実感する。それ系の人たちがいう「ありのままの自分」が何を意味しているのかが解らないので、これは全く否定ではないのだけれど「ありのままでリラックス」し続けることというのは簡単ではなく、その境地に至るためにサダナが必要だと思う。何もしなければ私たちの質とは思い切りタマスへと傾きどんどんシャープさを失い鈍くなって行く気がする。

ヨガをテーマに書くことを避けていたことは以前書いたのだけれど、それを克服して書くことに本気でコミットした途端ひとつの壁を乗り越えたことを実感した。書くからにはヨガ未経験の人にもヨガを練習している人にも教えている人にも楽しんで読んでもらいたいので、最近は1日中ヨガのことを考えているし勉強している。ヨガの教えをぐっと深く落とし込めない時などは実際きついのだけれど、同時にこれほど私に適した勉強方法もないと思う。

精神的な修行の道を進む僧侶の方などは、とても厳しい戒律を守る修行道場などで修行をされるそうだけれど目指すもの、志が高ければ高いほど、そこに至るために行う修行(タパス)は厳しくて、今まで見えなかった自分の側面を知っていくことになるのだと思う。お釈迦様は悟りに到達するまで何年もの間非常に厳しいご修行をなさっていたとは有名な話だけれど、肉体を限界まで追い込むようなその苦行を止められた時、問題は心であり、心を中道に留めることで悟りへと至ったそうですが(ニュアンスは違うと思いますがざっくりいうと)、お釈迦様は限界まで挑戦なさったからこそ、悟りに至るに足りなかった最後の何かがすっと入り、その直後に悟られたのだろうと思うのだ。

「できなくてもいい、休んでいればいい」という先生か、

「できなくてもいい、だけど挑戦しなさい!」という先生か。

私は「挑戦しなさい」といえる先生になるためにもっともっと頑張ろうと思う。

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向井田みお先生の「ヨーガスートラ」はこれほど素晴らしい本もないだろう、というくらい素晴らしいです

10年くらい前に読んだことで内側の練習に向かわせてくれた大切な一冊。今々読み返します。


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