新年の挨拶(遅い)と年末年始のあれこれ

もう1月も半ばを過ぎましたが、新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

ヨーロッパは11月半ばも過ぎるとクリスマスのデコレーションが始まって、街全体がなんとなくハイな感じになっていてこちらまでつられて浮かれてしまう、みたいなことをYouTubeの動画の中でも話したけれど、今暮らしているネルハは前に暮らしていたコルドバほどの浮かれっぷりはない。

というのもまず他のヨーロッパ諸国の移住者が多く、そのほとんどはクリスマスの前になると家族に会うために自国に帰国するので人口がぐっと減少するのと、12月は日中まだまだ暖かいのでそれほど「クリスマス」というムードにならない。

コルドバに暮らしていた頃はこの季節がとにかくストレスだった。というのも前の夫の家族は絵に描いたようなスペイン人一家だったので、Noche Buena(クリスマスイブ)とNoche Vieja(大晦日)は元義母の家に親族が集まり、深夜、あるいは朝方までだらだらと一緒に過ごさなければならないのだ。クマピーやボンちゃんが来てからは犬たちを長時間放置したくないので深夜2時くらいには切り上げていたけれど、元義母は不満そうだった。

今のボーイフレンドの両親は離婚していて、クリスマスは通常彼の母か叔母さんの家でお祝いすることになっている。彼女たちはイギリス人なので、まぁ家庭にもよると思うけれどクリスマスの祝い方過ごし方は、スペイン人とはまた違う。まず集まるのはクリスマスイブの夜ではなく25日(ボクシングディ)のランチ。スペイン人はクリスマスのギフト交換は年が明けた1/6だけれど、デヴィッドの家では25日(プレゼントの箱を開けるからボクシングディ)。ランチを頂きギフトを交換し夕方までなんとなくのんびり過ごしたら解散とかなりあっさりしている。一昨年はスザンヌさん(デヴィッド叔母)のお家で、去年はアマンダさん(デヴィッド母)のお家でクリスマスをお祝いした。アマンダとスザンヌはそれぞれに小さなギフトをいくつも用意してくれる。今年も手作りのジャムやソーイングセット、本、キャンドル、フットケアクリームなど色々といただいた。

私は日本人なので年末、大晦日の方がよっぽど個人的に盛り上がるのだけれど、こちらはカウントダウンして年が明けて「おめでとう!わーい」みたいな一瞬の盛り上がりで終わってしまう。日本のように、粛々と挨拶を交わしたり初詣に行ったりというのがなくてなんだか物足りない。

ちなみに今年で日本を離れて丸10年が経った。早いものだ。日本で再び暮らすことになる予定は今のところまったくないけれど、月日が経つごとにいよいよ日本の風習や美しさ、人の良さといったことへの郷愁は深まっていく。

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